今朝は穏やかなお天気です…。暑くもなく、涼しすぎもせず、ものみな息づいているこの大地に、優しき光を届けてくれています。
夫が「あじさいを貰ってきた」と言って庭に植えてくれたのが、いま、可愛らしい小花を沢山つけています。それも淡いピンクと白のふたいろ!1本の木に2色咲くなんて…。 それにしても、なんでこれがあじさい!?何度も夫に聞いたけど「くれた人があじさいと言ったから」と言う・・・。なるほど、葉っぱは間違いなくあじさいみたいだけど…?? でもねぇ…、あじさいと言えば、いま、大鉢の中でまさに花を開かせようとしている、この花があじさいと思えてならないんだけど…。 遠い日の少女だった頃、母のお使いでお店屋さんに行くとき、農家の畑の角に、それはそれは立派なあじさいが、雨に打たれてたわわに咲いていた…。小さなカタツムリが乗ってたりして、その吸い寄せられるような鮮やかなブルーの大輪に、頬を寄せたりしたあの頃…。 私の心の中のあじさいとは、触れれば指までブルーに染まりそうな、そんな色があじさいと思っているのです。だから、花屋さんで買う時は、いつも、見事な大輪のブルー!やっぱり、これがあじさいよね!とご満悦デス…。でも、夫が頂いてきたあじさいも、とっても可愛らしい~! (今朝のひかり…。2階・リビングの窓から。) (夫が頂いてきた、2色のあじさい) (今開こうとしている、ブルーのあじさい) #
by koufuusou
| 2007-06-27 09:02
水無月とは水の月という意味なのだとか…。
もっとも水の多いこの月は、湿度が高く、生暖かく、周囲の風景も刻々と変化し、実に幻想的な風情を醸し出す…。 湧き上がるガスの動きが早くて、カメラに収めるのはとても難しいけど、中々気に入ったものが少ないけど、とにかく、何枚か載せてみます。 #
by koufuusou
| 2007-06-25 13:49
先日、広域連合の担当者を通じて、ドイツ在住のジャーナリストから、今度の「南ドイツ・農業視察団」の受け入れに対しての、手厚い礼状が届きました。
それによると…、(本文からの抜粋) 「今回の旅行は大成功でした。 みんな、とても満足していましたし、視察団の事務局長は来年も、再来年も、対象者を替えて同様の企画を組みたいと言ってます」と始まり、 参加者は「南信州で出合った農家や地域の人々は、みんなとんでもない理想主義者だ」と言って感心していました。 ヨーロッパの農家だったら、とっくに農業を諦めているところで、農業をしている姿にみんな心を打たれたようです。 今回の旅行で再認識したのですが、日本の田舎には宝物がうずもれています。先進工業国日本のイメージが強すぎて、外国人はそのことを知らないですし、住んでいる人の多くも、すばらしいものを持っていることに気づいていません。 今回のような小さな国際交流が、外の人、内の人双方の認識不足の解消につながればと思っています」 という、嬉しい言葉が続き、最後に、 「今後ともこのような交流が続けられたらと思っています」 「地域の方々によろしくお伝え下さい」と結んでありました。 (本文は、転送しても、ネットで流しても結構です。とありましたので、一部省略しましたが、一語一句変えずに掲載しました) 私は飛び上がるほど喜んで、一緒に関わった人たちの何人かに早速伝えました。 「トンデモナイ理想主義者!?って、それ、どういう意味?」「ま、だからさ、途方もない努力主義者とか、そんなとこなんじゃない?」「う~ん、なるほど、それなら分かる…。」「でも、努力しなきゃ、農業やってかれないもんね!日本じゃ…」。。。 みんな喜び合いながら、日本とドイツの置かれている農業の問題点で、共通するところ、違いに目を見張るところ、それぞれに驚いたり、納得したりの“小さな国際交流”でした。良かった、よかった…。 (ましのワインの社長の情感豊かな美声に、みんなうっとり…) (真剣にお箸で食べてくれました。お上手…) (隣町の美女3人が、なんと、お着物で登場!湧きにわきました) #
by koufuusou
| 2007-06-23 19:59
去る5月29~6月1日まで、南ドイツの農業視察団のご一行さまが南信州を訪れ、とても有意義な交流会が行われました。
昨春、南信州からも、20名の有志が環境政策の視察研修に南ドイツを訪問し、貴重な体験を数多く重ねてきました。 その後、企画を担当した広域連合の担当者と、コーデイネーターを務めたドイツ在住の日本人ジャーナリストとの間で、「いつも日本からドイツへの視察研修が多かったけれども、今度は、逆にこの南信州に視察に来てもらったらどうか?」という案が浮上し、宿としてその場所を提供していた私は、傍で聞いていて「果たして実現するかなぁ…」と半信半疑で受け止めていました。 ところが、本当に実現してしまったのです!私は過去に3回ドイツを訪問しましたが、ヨーロッパの美しい風景と、歴史観漂う素晴らしい建物、国・自治体の徹底した環境政策等々、いつも圧倒されて帰国するばかりだったので、果たして、ドイツとは比較にならない程小規模農業が殆どで、食料自給も自立していない国に来てもらって、一体、参考になることなどあるのだろか…!?と、かなり心配していました。 しかし、“案ずるより産むが易し”、それらは杞憂に終わりました。農地を見て貰うとか、生産規模などを論ずるのではなく、最初のイタリアレストランでの歓迎会においては、当地のリンゴ農家の方々や、小さくとも有機農業を実践している私たちとの意見交流から始まり、矢つぎ早に飛んでくる忌憚のない質問に、一人ひとり誠意をもって率直にお答えし、和気藹々とした雰囲気の中で交流を深め、最後には日・独の知っている限りの歌を交換するなど、実に楽しい歓迎会でした。 翌日は、当地随一の「ましのワイン工場」の2階ホールで、盛大な歓迎会が繰り広げられ、美味しい料理とワイン(私は車なので残念!)、最後は素晴らしいドイツ歌曲の交換と、参加者一同充実した交流会に酔いしれました。 このワイン工場の社長が、朗々と愛の歌をドイツ語で歌ってくれたのには、本当にびっくり!!心から感動しました。今でもその余韻が脳裏の片隅に残っています。 ドイツの体格のいい参加者の一人が、実に豊かな声量で歌ってくれて、ドイツの歌に、言葉の意味は分からなくとも、みんなで聞きほれました。 翌日は私どもの宿(洸風荘)と、近くの民宿に分宿され、心配していた日本食をきれいに残さず食べていただき、最後に「こんなに繊細な料理を、沢山作ってくれてありがとう!とても美味しかった」というお礼の言葉をいただき、びっくり! 和食にどんな反応を示すか心配していただけに、ほっと、胸をなでおろしました。意外にも、日本食に興味深々だったのだとか…(へ~!わからないもンダ・・)。 でも、翌日はやっぱり、コーヒーとパンを注文!ちょうど、噛み応えのある味のいいパンを買い置きしてあったので、ゆで卵とオレンジ、ヨーグルトを添えてお出ししました(ヤレヤレ、助かった・・)。 最後は木曽の馬籠方面を見学、一路、伊勢から京都方面へと旅立ちました。当村では、何度も、なんども握手、握手と別れは尽きず、名残を惜しみながらのお別れでした…。 #
by koufuusou
| 2007-06-23 00:15
よく降りました!きょうは…。そろそろ、雨は上がってもらいたいと、何気なく外を見たら、「うわ~!凄い、幽玄の世界。。。」
急いでカメラを取り出して、2階に駆け上がり、窓を開けてバルコニーからカメラを構えたら、凄いスピードで雲が山ひだを駆け上がっていくのがわかりました。つい、さっき見たばかりの表情は、もう、見当たりません。 残念!こういう日は刻々と変化し、幽玄の世界もほんの一瞬の、束の間の表情でした…。 #
by koufuusou
| 2007-06-22 20:05
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